アルゼンチンでホーストレッキング(パート1):気分はカウガール!

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昨年の秋の九州自転車旅行から、まだ4ヶ月ほどしか経っていませんが、私たち夫婦は再び3週間の長期休暇をとり、今度はアルゼンチンの北パタゴニアへと渡航しました。このブログを読んでくださっている人の中には、「休暇だらけでまともに働いているのか?」と疑問に思う方がいるかもしれませんが、私たち夫婦はともにほぼフルタイムの就労者で、毎年の有給休暇をフルに活用して趣味のアウトドアアクティビティを満喫しています。スイスでは有給休暇が年間最低4週間から多い人で6週間ほどあり、スイス国民の毎年の有給休暇消化率はほぼ100%といえます。私たち夫婦は、年に6週間の有給休暇がありますから、今回のアルゼンチン旅行実現のために、2019年の半分の休暇を利用したことになります。


 

3週間のアルゼンチン旅行中、10日間はホーストレッキングツアーに参加しました。スイスからアルゼンチンに移住し、エル・ボルソン(El Bolson)というピルトリキトロン山の麓の町でホーストレッキングガイドとして働いているスイス人に、この地域の美しい自然の中をホーストレッキングで案内してもらいました。個人的には、駄馬(荷物を運ぶ馬)と共に旅するスタイルが一番のお気に入りです。旅に必要な荷物も運んでくれる上に、どんどん進む馬の足なら容易に文明社会を抜け出し、自然のワイルドな世界へと入り込むことができます。今回の旅行は、私たちには珍しく旅行会社に手配してもらいました。

 

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アルゼンチン入りした私たちは、最初の2日間を首都ブエノスアイレスの観光に費やし、その後飛行機で南下して、パタゴニア地方のバリローチェという町に降り立ちました。ここから更に車でホーストレッキングツアー拠点のキャンプ場へと移動しました。長距離を移動してたどり着いた私たちを待っていたのは、アサードと言ってアルゼンチン式肉づくしのバーベキューによる心温まる歓迎でした。その後、ちょっとした乗馬練習と10日間のツアー中の食料品を買い込んだ後、ツアー出発となりました。出発後わずか数時間で、私たちは人里から離れた大自然のど真ん中を道進んでいました。足元は非常に狭い小道に加え坂道でおまけに茂みに覆われており、狭くとも小道の存在なしでは通り抜けることは不可能でした。馬たちのこのような道でもうまく通り抜けることができるテクニックには驚かされました。その後も、進む先には手つかずの自然が待ち受けていました。幾つもの湖を横目に見たり、たくさんの川を横切ったり、超乾燥気候による砂やホコリの舞い上がりから顔全面を布で覆ったり。まさにワイルドな環境の中でのアクティビティでした。

 

ツアーは、拠点のキャンプ場から、前半の4日間はラゴ・エスペランザ(Lago Esperanza)という湖までのホーストレッキングを行い、その後一度拠点のキャンプ場に戻り、後半の4日間はセロ・プラタフォルマ(Cerro Plataforma)までのホーストレッキングでした。このパート1の記事の中の写真は、前半の4日間の様子です。今回のホーストレッキングツアーで最も感動したことは、やはり手つかずの自然の素晴らしさと、そんな自然の中でテントを張って過ごせたことでした。自然豊かなイメージの強いスイスでさえも、このような次元の手つかずの自然はもう残されていません。テントで一夜を過ごす醍醐味は、何と言っても、朝起床してテントの外に這い出た際、一番に目にするのが、目前に広がる美しい自然であることでした。テント生活は、夜の過ごし方も最高で、大きなキャンプファイヤーを囲み、料理をし、団欒を楽しみ、気分はカウガールそのもでした。アウトドアを愛する私にとっては、最高の旅のあり方でした。

 

いつ: 2019年2月16日 - 3月10日

どこ: アルゼンチン、北パタゴニア地方のエル・ボルソン近郊

関連記事:アルゼンチンでホーストレッキング(パート2):大自然の中でアウトドアライフを大満喫!

駄馬について: https://ja.wikipedia.org/wiki/駄獣

https://www.vagamundo.com/en/journeys/overview/