イタリアのヴェノスタ(Vinschgauフィンシュガウ)でスキーツアー

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私たちは毎年必ず、数日のスキーツアーを楽しむことにしています。今年も去年同様、北イタリアのヴェノスタで4日間のスキーツアーを行って来ました。私たち夫婦のほかに2名の友人も一緒に、ウェルネス設備のあるホテルに宿をとりました。今年は例年に比べ、雪が豊富です。4日間連日で、地元の山岳ガイドと共に、難易度の低いスキーツアーを楽しみました。私たちの今回のスキーツアーは、日帰りタイプです。数日間のスキーツアーは、通常、その間の荷物を全て担ぎ、毎日別のルートそして別の宿(多くの場合は山小屋)になります。日帰りタイプの最大の利点は、ホテルが一定であるため、スキーツアーには最小限の荷物持参ですむことと、毎晩快適な宿に戻れることでしょうか。


 

このタイプは、普段山小屋利用の多い私たちにとって、贅沢なチョイスです。荷物が少ないと言っても、スキーツアーには必ず持参すべきものがいくつかあります。私の常備品は、①雪崩対応のシャベル ②スキーアイゼンその他スキー登山に必要な器具③体温調節のための衣類(ダウンフィルやミドルレイヤー)④サングラス ⑤温かい飲物+軽食です。毎日、1000~1200メートルの標高差をスキーで登りました。1~1時間半おきに小休憩を取るようにしていましたが、2月上旬の山はとても寒く、時にマイナス15度まで冷え込む環境下、休憩は汗が冷えない内に留める必要があります。当然のことですが、人の体は、動けば温まり、止まると冷えますから、特に冬山ではこのことに意識して行動しなければ、あっという間に体温が失われてしまいます。

 

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4日間の天候は、風が強く、スキーツアーには決して最適なものではありませんでした。毎回山頂を目指せた訳でもありませんが、べテランの山岳ガイドのおかげで、快適にスキーツアーを楽しむことができました。また、限られた時間でも日が差すと、それはもう夢心地です。ツアーのス

タート地点は、日陰に覆われた谷。谷から数時間かけて登りつめ、頂上付近に達する頃に迎えてくれる陽の光は、何よりのご褒美でした。ツアー中は間近でヤギの群れにも遭遇しました。野生の動物との遭遇には、いつもワクワクさせられます。意外だったのは、4日間のツアー中、山で一度も他の山スキーヤーや人影を見かけることがなかったことです。人でなく野生の動物のみ遭遇できるようなルートは、山岳ガイドの存在なく探れません。ベテランの山岳ガイドは、こうした秘密ルートも、もちろん観光客に適したルートも知り尽くしているのです。アルプスと美しい自然で知られる小国スイスでも、人影のない「穴場」は残念ながら滅多に出くわせません。私たちは必ず再びこのヴィノスタを訪れることでしょう。

 

いつ: 2018年2月1日2月4

どこ: イタリア北部、ヴィノスタ