ハイキングは必ずしもエキサイティングである必要はない!

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行楽シーズンの10月、私たちはヴァリス州の山小屋で四日間を過ごして来ました。天候は、期待した行楽日和とは成らず、ハイキングにはまずまずの天気でしたが、予定通りハイキングを行うことにしました。今回のハイキングの舞台は、ヤイツィネン(Jeizinen)と言って、ヴァレー州からヴォー州にかけて東西に貫く幅の広い谷に位置し、ガンペル(Gampel)という地域の上部にあります。ヤイツィネンまでは車で向かい、そこを起点にロッチェン谷を目指してハイキングしました。この道のりには、整備されたロッチェン谷を渡り通せるハイキングトレイルがあります。少々の悪天候でも、色づき始めた木々が美しいスイスの山でのハイキングは、この季節の魅力を十分に味わうことができます。


 

私自身、秋のハイキングは大好きです。この時期に漂う木々の香りは濃厚で、曇り空のせいもあり、人の気配は少なく、日々深まる紅葉を存分に楽しむことができたのでした。10月初旬にして、紅葉した木々は標高1500メートル辺りから見られました。更に上部では、真っ赤な実をつけた植物の茂みを通り抜けました。山の天気は不安定で、急に霧が立ち込めたかと思うと、数分後には、霧が晴れ、遮られていた視界の先には、大きな山の連なりが望めました。今回のハイキングは、特別な景色に出くわしたり、わくわくするようなハイキングルートではありませんでしたが、静寂の中で自然が見せる季節感を五感で味わい、翌週からの仕事に向けて、頭も心もリセットできたリラックスできるひと時でした。

 

いつ: 2019年10月5

どこ: スイスのヴァリス州、ヤイツィネン近郊