不便でも心地よい山小屋での滞在

スイス人の アウトドア ブログ不便でも心地よい山小屋での滞在1

秋休みに、ヴァリス州の山小屋で過ごした日々の続きです。 以前このブログで既に紹介してますが、私達が休暇でよく利用するこの山小屋は、電気も通って なければお湯も出ません。寒い時期は、暖炉に火を起こして寒さを凌いでますが、温かいシャワー を浴びることはできません。2週間の秋休み中10日間この山小屋に滞在しましたが、流石に、二、 三日経つと温かいシャワーが無性に恋しくなります。10日間の滞在中の半ばに、一泊のみツェネゲン(Zeneggen)という、ヴィスプ(Visp)区にある小さな村の家族経営のホテルにシャワーを 浴びる目的で宿泊しました。ツェネゲンを訪れたのは初めてでしたが、こじんまりとしたこの村を直ぐに気に入りました。


 

2020年の10月末、スイスではコロナの第二波による感染拡大が再び猛威を奮い始め、政府発令により、店舗やレストラン、宿泊施設などの経営は、縮小規制がかかっていたので、ホテルは宿泊客がほぼゼロに近い状態でした。ホテルに宿泊する前日の晩に雪が降り、翌日谷の方にも雪が積 もっていたので、私達は秋と冬の二つの季節をまるで行き来するかのような気分で移ろい行く季節の景色の中しばしハイキングを楽しみました。冷たい風を受けながらハイキングをした後の 一番の楽しみは、寒い外から暖まった部屋に入った瞬間のなんとも言えない心地よさです。そし て温かい飲み物を口にすれば、些細なことでも十分幸せな気持ちになれるものです。 電気もお湯も出ない山小屋ですが、こうした小さな幸せを感じさせてくれる、私達にはとても心地の良い場所です。

 

いつ: 2020年10月30日~31日

どこ: スイス南部、ヴァリス州のツェネゲン(Zeneggen)

参照https://en.wikipedia.org/wiki/Zeneggen