快晴な青空の下で平日に山スキー

スイス人の アウトドア ブログ 快晴な青空の下で平日に山スキー1

ウィンタースポーツが大好きな私たち夫婦にとって、この時期のスイスは、ウィンターアクティビティパラダイスなのですが、今年はこの時期に、3週間ほどスイスを離れる計画があります。スイスを発つまで、少しでも多くのウィンタースポーツを楽しみたいと、山の良好なコンディションを逃さないよう、私たちは、天気予報と雪崩情報のチェックに余念がありません。そんな中、先月中旬のある平日、山でのアクティビにとって絶好の天気であることがわかった私たちは、それぞれ、仕事で重要な会議等がないことを確認した上で、1日有給休暇をとり、日帰りの山スキーへと出かけました。


今回の山スキー出発地は、スイスの中央よりやや東に位置するウーリ州のリーメンシュタルデン谷(Riemenstaldental)でした。谷からは、小さな赤いケーブルカーを利用して、山の中腹まで登り詰めることができます。この4人乗りのケーブルカーは、旧式の簡易的な造りで、初めての利用者や高所恐怖症の人は、少々恐怖感を味合うことになるかもしれません。平日の山の最大の魅力は、人が少ないことです。スイスの週末の山は、スキーやスノーボードはもちろんのこと、私たちのように山スキーやスノーシューを楽しむ人々でとても混雑しています。平日は、学校が休暇中でない限り、山に出向けるのは、年金受給者などの高齢者が主となります。この日も、私たちが見かけたのは、アクティブなシニア世代のみでした。山は、天気予報通り、雲ひとつない快晴で絶好の山スキー日和でした。ケーブルカーを降りた後、標高2400メートルのロスシュトック(Rossstock)の山頂まで、ゆっくりと登山しました。3000メートルに達しない比較的低い山頂ではありますが、眼下には霧海が広がり、最高のパノラマ景色でした。通常山頂は、風が強く、その影響で寒さをより厳しく感じるため長居はできないのですが、この日は、珍しく風がなかったお陰で、山頂からのパノラマビューを楽しみながら、滑降前にゆっくりと昼食休憩を取ることができました。

 

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山スキーといえば、非圧雪のバックカントリーで粉雪を楽しみながらの滑走を思い浮かべる人が多いかと思いますが、実際には、粉雪に覆われた雪山の滑走機会は稀なことです。晴天に恵まれた一日でしたが、この日の雪のコンディションは、残念ながらイマイチでした。山頂付近の雪は、ダマが多く、滑走でカーブする度に雪ダマになり、山の下部の雪質も、凍結気味で決して軽快な滑走であったとは言えません。山頂からの滑降後、車を駐車した所までもう一滑りできるよう、スキー板に再びスキーシール(毛皮のように毛羽たった布)を装着し、標高差約200メートルの地点までスキー登山しました。雪質はイマイチであっても、快晴な山でのアクティブな一日に大満足した私たちは、スイスを留守にするまでの日々、天気予報と雪崩情報のチェックに勤しんでいます!

 

いつ: 2019年1月22日

どこ:  スイス、ウーリ州リデルネン(Lidernen)ロスシュトック(Rossstock)