春の山は、一つで二度美味しい?

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イースターという、イエス・キリストの復活を祝うお祭りは、日本では未だ馴染みの薄いイベントだと思いますが、ヨーロッパでは、クリスマス同様一年の大事なイベントの一つです。このイースターは、春分の日以降最初の満月から数えて最初の日曜日と定められており、毎年日付が異なります。今年は例年になく少し遅めの4月21日で、その前後トータル4日間はイースターホリデーで、学校も仕事もお休みとなります。絶好のアウトドア日和に恵まれたイースターホリデーを、私たちはヴァリス州(山の中腹にあり、いつでも自由に利用できる山小屋)で過ごすことにしました。春の山の魅力は何と言っても、「冬の過ごし方」と「春の過ごし方」という選択肢があることでしょうか。「春の過ごし方」を楽しみたい場合は、山の麓の先の谷に出かけると、そこには春の芽吹き鮮やかな新緑と花畑が広がっています。「冬の過ごし方」を楽しみたい人は、ケーブルカーで山の上部まで上がると、春スキーが楽しめます。イースターホリデー中、私たちは、もちろん両方の過ごし方を楽しみました!


 

 私たち流の「春の過ごし方」の一つは、野外で陽の光を浴びながら、山々の大パノラマビューを目前に、のんびりと朝食をとったことでした。めまぐるしい日々が流れる現代社会において、こうした時間の過ごし方は、とっても贅沢なことだと思います。休日であっても、アウトドアアクティビティを行う朝は、アクティビティがその日のメインですから、朝食はどうしても手早く取りがちです。自然の景色に囲まれ、時間の流れを気にすることのない朝食は、私にとって実に優雅なひと時でした。一方の「冬の過ごし方」はというと、もちろんスキー三昧です。ある一日は、スキーリゾートして有名なサースフェー(Saas-Fee)まで足を伸ばし、標高3500メートルに広がるゲレンデで、氷河やアルプスなど雄大な景色を眺めながら、1日中スキーを楽しみました。4月後半のこの時期の春スキーは、私にとっては珍しいことでしたが、ゲレンデには他のスキー客はほとんどなく、雪のコンディションにも恵まれ、とてもラッキーでした。高山のアルプスが連なるヴァリス州では、この時期、いろいろな楽しみ方があり、アウトドア好きには絶好の活動場所です!

 

いつ: 2019年04月18-22日

どこ: スイスのヴァリス州、ロイケルバード (Leukerbad)近くとサースフェー(Saas-Fee)

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