美しい湖に遭遇できるスイスの山

スイス人の アウトドア ブログ美しい湖に遭遇できるスイスの山1

7月のある週、水・木の二日間有給をとり週末と繋げて、プチ休暇に出かけました。休暇先は、こ のブログでお馴染みのヴァリス州ですが、いつも利用している山小屋ではなく、今回はテントを 持参して、山の中での野外キャンプを楽しむことにしました。車でヴァリス州に向い、ロイケルバー ドから山岳ケーブルカーを利用して、標高 2350メートルのゲンミ峠(Gemmi-Pass)まで一気に 上りました。ここから私たちの登山のスタートです。まず最初に目指したのは、レーメルンヒュッ テ(Lämmernhütte)という山小屋でした。ケーブルカーを降りてからの道のり、私たちは他のハ イキング客とすれ違うことはなく、ゴツゴツとした岩の多いハイキングコースは私たちの為だけに 存在しているかのようでした。山小屋へは出発から1 時間半ほどで到着しました。この山小屋は、 ゲンミ峠から割と容易にアクセスできる為、子連れのファミリー層にも人気があります。ここか ら更に、標高3100メートルのシュワルツホルン(Schwarzhorn)を目指すべく、ケーキとコーヒー でエネルギー補給をしました。


 

 7月半ばだというのに、山にはまだけっこうな量の雪が残っており、シュワルツホルンの頂上に向 かって正しいコースを辿っているのか、注意深く進む必要がありました。大抵の場合、先に頂上 を目指した登山者の足跡が雪上に残っているものですが、今日一日、山の中で目にしたのは、山 小屋付近で見かけた3人のみで、雪上でも他の人の辿った形跡や気配を感じることはありませんで した。標高が高まるごとに、孤独的な雰囲気は更に強まり、氷河に沿った登山道からの最高の眺 めを独り占めしているようで、贅沢な道のりでした。シュワルツホルンの頂上に到着した私たちは、 珍しく風も吹かずサンサンと太陽の陽が降り注ぐ下で、持参した防風ヤッケを羽織ることなく、 ピクニックを楽しむことができました。標高3000メートル以上の頂上で風がないのは珍しいこと です。

 

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しばしのピクニックを楽しんだ後は、下山が待ち受けています。頂上から真下を見下ろすと、信じ られないくらい美しく澄んだ湖を発見しました。白い雪と湖の淡いブルーのコントラストが何と も美しく見惚れてしまいました。後半のハイキングは、Les Outannes という谷を通り抜け、モン タナ方面へと歩きました。登山の景色とは異なり、下山で目にする景色は、標高が下がるごとに 植物が増え、緑色の世界が広がっていきます。足場が平坦で近くに小川が流れる、テントには最 適な場所を見つけた私たちは、その日のハイキングを終了し、直ぐにテント設営へと取りかかり ました。私にとって、これ以上に素晴らしい「宿泊場」はありません! 翌日は、車を停めたロイケルバードを目指してハイキングを続けました。これまで既にスイス国内 の様々な地でアウトドアアクティビティをしてきた私たちですが、この小国には、まだ私たちの 知らない美しいアウトドアスポットがあることに、改めて嬉しく思ったのでした。


いつ: 2020年7月9日10日

どこ: スイス南部.ヴァリス州のロイケルバード~クラン・モンタナ(Schwarzhorn)

Lämmernhütteまでのハイキングについて:

https://www.valais.ch/en/touren/hiking/hikes/from-the-gemmi-pass-to-the-lammeren-mountain-refuge