銀世界を独り占めできる平日の山スキー

スイス人の アウトドア ブログ 銀世界を独り占めできる平日の山スキー

左の写真を見ると、私たちの他に、多くの山スキーヤーがこのルートを滑走した気配がうかがえ ますね。スイスではこの数年、コロナの影響により人との接触を避けるという傾向が、オフィ シャルなスキー場のゲレンデではなく、整備されていない自然の山で行う「山スキー」の人気を後 押ししてます。自然の山に入っていく山スキーは、人工的で便利な設備(リフトなど)を利用でき ない分、リフトに並ぶ事による他人との接触を避けることが出来るわけですから、安心してス キーを楽しめます。ただ、昨今の山スキー人気で、普段はひと気の無い山に、他の山スキーヤーが 視界に入るのは複雑な気分です。と言いますのも、山スキーの醍醐味は、「誰もいない銀世界」 を独り占めのように楽しめる事だからです。この醍醐味を味わうための私たちの秘策は、貴重な 有給を使って平日に山スキーに出かけること。


 

スイスでは、24日のクリスマスイブから年末にかけて、ほとんどの人が休暇をとります。私たち はこのクリスマス休暇中の人混みを避けるべく、クリスマスの数日前から一足早く休みを確保 し、クリスマス前の平日火曜日に山スキーツアーをスタートさせたのでした。今回山スキーで訪 れた山は、セーレンベルグ(Sörenberg)というルツェルン州にある人気の山のエリアでした。 このエリアの山は、景色も美しく、何と言っても我が家から程近くアクセスが便利です。週末に なると、スイス中央に位置するこのセーレンベルグエリアは、方々からの訪問者でいつも賑わって います。私たちが訪れた火曜日、この日は晴天に恵まれ絶好のスキー日和でした。雪のコンディ ションはイマイチでしたが、私たちの狙い通り、人っ子一人無く、太陽の光で輝く銀世界を独り 占めすることができたのでした。山スキーを終えた帰り道、偶然出会した山の農家が提供する無 人コーヒー売り場で、温かい一杯のコーヒーにありつけたのも、得した気分でした。 平日、ひと気のない山で行うスキーは、有給を確保する価値が大いにあります!

 

 

いつ: 2021年12月21日 

どこ:スイス、ルツェルン州のセーレンベルグ(Sörenberg)