(ゲスト投稿)子供と一緒にスウェーデンでのアドベンチャーな1週間

スイス人のアウトドアブログ(ゲスト投稿)スイスでアウトドア旅行を楽しみました1

(投稿 by Thomas, Eliane, Lars und Jan)

スイスから車で二日半かけて、私達家族(妻と9歳+7歳の息子)が目指した先は、スウェーデン のアルビカ(Arvika)という街でした。到着した晩は、この街のキャンプ場に建つログハウス風の 小屋でゆっくりと過ごし、翌日から、私達のスウェーデン旅行の目的であった一週間のカヌーツ アーが始まりました。ツアー開始前にいくつかの準備が必要です。先ず、ツアーに持参する荷物を 全て防水バッグに詰め替えなければなりません。持参品は、衣類に野宿用のテントと寝袋、ツアー 中の食料品(スウェーデン発祥のクネッケブロートとヘラジカのサラミは必須!)に加えて、キャ ンプ用キッチンやプラスチック食器など結構な量でした。これらは、浸水を避けるべく、全て防 水加工されたバックやバルクに詰めるのです。


 

荷物の準備が整うと、カヌーツアー会社のスタッフ さんの車に全荷物とカヌー二艘も乗せ、ツアーの出発地に向かいました。出発地は、国をまたい でノルウェーです。ここから1週間かけてスウェーデンのアルビカに戻る形で水路をカヌーで移動 するのです。スタッフさんから、カヌーの取り扱いについての手解きを受けた後、荷物を二艘のカヌーに均等 に詰み、大人も子供もライフジャケットを着用すると、いよいよ私たち家族のアドベンチャーの 始まりです。カヌーから陸地の眺めは実に素晴らしく、水上に浮かぶ私たちのカヌーは静けさに 包まれ、耳に入ってくるのはパドルを漕ぐ音のみでした。アルビカまでの水路は、地図が頼りでし た。時折、水路と水路の間の陸地を移動する必要もありました。結構な量の荷物を積んだカヌー を陸地に引揚げ運んで歩くのは、カヤック専用のカートに乗せてあっても重労働。一艘のカヌー を大人二人で運ぶのがやっとのため、陸地の移動は面倒でも、一艘ずつ行う必要がありました。 この重労働な陸地移動後は、毎回、再び水上に戻れたことに大喜びしたものでした。夕方が近づ くと、寝床探しが始まります。カヌーを漕ぎながらも、テントを張るのに適した陸地をじっくり と見定めます。一度は、水上にぽっかり浮かぶ小さな無人島での野宿もトライしてみました。テ ントを張った後、野外用のキッチンでクッキング。のんびりとは言え、一日中青空の元パドルを漕 ぎ続けていた訳ですから、夕食後は寝袋に潜り込むと、皆すぐにバタンキューでした。

 

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毎朝、私たちを起こしてくれたのは、目覚まし時計でなく、鳥のさえずりでした。私たち家族以 外誰もいない、海に浮かぶ小さな無人島で過ごす時間は、特別なものでした。アウトドア朝食で 漂うコーヒーの香りは至福のひととき。ツアー中は、スウェーデンのインスタンコーヒーで簡単に 済ませてましたが、インスタントでもコーヒーの香りに違いありません。 二日目の朝食後、強い暴風に見舞われました。カヌーを岸に沿って進ませ、カヌーから降りて引っ 張って歩いたり、泳いで引いたりして、向かい風による高波からの転覆を必死に回避したのですが、 なかなかスリリングな経験でした。


 

向かい風に苦戦した私たちは、それ以降、追い風に合わせてパドルを漕ぐよう、タイミングを見 計らいました。早朝と夕暮れ時、また夜は比較的風はなく波は静かで、カヌーを進ませるには最 適でした。風が強くなる昼間は、波も高まり、こうした中で風に向かって必死にパドルを漕いで も直ぐに体力消耗してしまうだけなので、この時間帯は、ゆっくりと休憩を楽しむことにしてい ました。風が弱まれば、再び、パドル漕ぎを開始するのです。この作戦は功をなし、私たちは予 定通りツアーのゴール地に辿り着く事ができました。無事ツアーを終えたことの達成感を家族で 喜び合い、1週間の自分たちのアドベンチャーな体験をとても誇りに思えました。ゴール地に到着した私たちには、未だ最後の一仕事が残っていました。1週間共に過ごしたカヌーの大掃除です。 ツアーを終えた晩は、1週間ぶりに”私たちのログハウス”で、皆疲労と達成感を味わいながら、 ぐっすりと深い眠りにつきました。息子たちは、このスウェーデンでの冒険を一生忘れないこと でしょう。


いつ: 2019年8月1週間

どこ: スウェーデン. アルビカ(Arvika)

参照:スウェーデンのカヌーツアー会社: www.arvikacanoe.se