(ゲスト投稿)雨にも負けずハイキング!

スイス人のアウトドアブログ(ゲスト投稿)雨にも負けずハイキング!

(投稿 by Thomas)

 

山でのハイキングといえば、快晴の天気の下行うのが理想(当然?)ですが、残念ながら、”気まぐれな”天気はコントロールできるものではありません。 私は、このブログを運営するイヴォンの夫のトーマスです。初夏…ちょうど雨期の終わりの頃に、 義理の兄との二人で5日間のハイキングホリデーを計画しました。天気予報では、計画した日程中 は晴れ間が続き、気温も上がる見込みで絶好のハイキング日和でした。ところが、ハイキングホ リデーの日程が近づくにつれ、雲行きは怪しさを見せ、出発当日は、すっかり雨空となってしま いました。


 

雨具として、傘に加えレインパンツやレインジャケット等の登山用レインウェアで、ある程度雨風 から身を守ることができますが、問題は、高い山での登山において、そうした防水加工の優れた レインウェアの着用は、体内からの汗を籠らせてしまい、返って内側から着用のウェアをびっしょ りと湿らせてしまうことになるのです。外部からも体の内部からも100%の湿度となると、防水透 湿性素材で有名な、さすがのゴアテックスプロダクトもその機能を十分に発揮できるとは限りま せん。雨の中、外からも内からもびっしょりと濡れながらのハイキング初日は、山の頂上に近づ くにつれ気温もぐんと下がり、所々には、降雪量の多かった前冬季からの雪がまだ残っていまし た。登山で汗をかいたり、汗で濡れたウェアのまま冷気に触れ凍えたりしながらも歩き進めれば、 必ずゴール地点にたどり着くものです。初日の晩は、エッツリヒュッテ(Etzlihütte)という山小 屋が終着点でした。悪天候の中でのゴール到着は、喜びもひとしおです。更に嬉しかったのは、 なんと、簡易ながらも木で作られた露天風呂(正確には、木で作られた桶のようなものに温かい 湯が張られたもの)が用意されていたことです。雨と汗でびっしょりと濡れ冷え切った体を、温 かな湯に浸かりながら、目前には、所々雪の覆ったダイナミックな山の風景、そして片手には冷え たビールでのリラックスタイム。これ以上の贅沢はあるでしょうか!雨にめげずゴールまで歩き通 したご褒美ですね。 

 


いつ: 2021年7月01〜04

どこ: スイス、ウリ州のブリステン(Bristen)~エッツリヒュッテ(Etzlihütte/標高 2052 M) 参照:エッツリヒュッテ(独語)

Etzlihütte – Willkommen in den Bergen (etzlihuette.ch)