ホーストレッキング、山羊トレッキング、そして次はヤクトレッキング!

スイス人の アウトドア ブログ ホーストレッキングならず、山羊トレッキング…1

皆さんは、ヤク(Yak)という動物をご存知ですか?ウシ科のヤクは、標高3000~6000メートル の山岳高地に生息し、体表は極寒に耐えられるよう蹄の辺りまで黒い毛で覆われている動物です。 古くから家畜化とされており、今でも家畜としてチベット人には欠かすことのできないヤク。今回 私たちは、このヤクとのトレッキングを体験することができました。


 

1年程前、主人の同僚が家族でヤクトレッキングに参加した話を聞きつけた私たちは、「これは私 たち好みのアウトドアアクティビティだ!」とワクワクしました。私たちは直ぐに、インターネッ トで情報収集を行い、ヤクトレッキング提供者との連絡を取り、トレッキングツアーの予約を行 いました。ヤクトレッキングは、今年2月末の週末に実施されました。ツアーを共に予約した友人 家族とスイス中央に位置するウリ州のゲシュネン(Göschenen)に向かい、ゲシュネン駅でヤク トレッキングのガイドさんと落ち合うことになっていました。私たちを待ち受けていたのは、二 人のガイドさんに加えヤク二頭(雌の母ヤクとその子ヤク)を乗せた大きな家畜用トレーラーで した。私たちのヤクトレッキングツアーはここからゲシュネンアルプまでのルートでした。

 

ヤクトレッキングは、山羊トレッキング同様、ホーストレッキングのように私たち人間が動物の 背に跨がるのではなく、動物に荷物を担がせて、動物と共に歩くアクティビティです。私たちの荷 物は母ヤクの背に乗せられました。ちなみに、ヤクの背に装置されたサドルは、ホーストレッキ ングや山羊トレッキングで使用されていたものと同様のものでした。ヤクとのトレッキングは、 山羊トレッキングの時もそうでしたが、先を急がないのんびりとした心地の良いものでした辿っ たコースは、夏になると車の往来が多いのですが、雪のある冬の間は歩行者のみ、車等の通行規 制がなされている為、安心してトレッキングを楽しめるのです。

 

スイス人の アウトドア ブログ ホーストレッキングならず、山羊トレッキング…2

ツアー中の天候は、冷たい風が吹 き、決して完璧とは言えませんでしたが、太陽の輝きに加えて、ツアーの直前に降った雪が、冬の メルヘン物語に出てくるような美しい世界を演出してくれました。特に、岩山に見られた氷柱は 幻想的な雰囲気でした。ゴール地のゲシュネンアルプに到達した私たちは、ここでソリに乗ったり、 雪を掘って洞穴を作ったりして遊び、その後山羊を飼育する農家を訪ねました。同行した友人家 族は5歳と7歳の子供も一緒で、彼らには少々タフなアクティビティだっかもしれませんが、それ 以上に忘れられない冒険的な体験となったはずです

 

夕食は野外で、焚き火を焚いての料理でした。メニューはヤク肉のピリ辛煮込みでした。この晩 の寝床は、干し草が敷かれた小屋の中で持参した寝袋でした。二人の子供達にとっては、この体 験の方がヤクトレッキングよりもワクワクするものだったかもしれません。暖房設備のない小屋 で少しでも寒さを凌げるよう、農家の方が湯たんぽを用意してくれました。翌朝、再びゲシュネ ンの村に戻る前の朝食ももちろん、太陽の光が差す下野外でした。今回のヤクトレッキングツアー は、友人家族と共にとても貴重な体験をシェアすることができました。動物とのアクティビティ はいつでも心を和ませてくれるものです。次回はどの動物とのトレッキングを体験できるのか…   羊トレッキングなんてあるのでしょうか?

いつ: 20200229日 ~ 0301

どこ: スイス、ウリ州のゲシュネン(Göschenen)

参考までに(ドイツ語): http://www.yakuri.ch