ヴァリス州でのハイキング:トルレントホルン

スイス人の アウトドア ブログスイスのヒュッテを楽しむ一泊二日のハイキング1

8月1日はスイスの建国記念日です。スイスでは、日曜・祝日はドイツ語で「Ruhetag」といって安息日となっており、国内中ほとんどの企業やお店が休みとなります。今年の建国記念日は火曜日でしたから、多くの国民が前日の月曜に有給等をつかい休みを取り、土日・月・火と4日間の連休にしていました。スイスでは、このように週末や祝日に挟まれた勤労日を休みにすることを「橋をかける」と言われています。私たち夫婦も当然のごとく、週末から火曜に“橋をかけ”4日間の連休を設け、大好き なアウトドアアクティビティを満喫すべく、ヴァリス州の叔母の所有する山小屋へと出掛けました。この山小屋は普段誰も住んでいませんから、週末や今回のような連休を「山で過ごしたい!」と急に思い立った際、気軽に利用できる、私たちの格好のアウトドア・デスティネーションとなっています。連休中は晴天の予報でしたから、私たちは、トルレントホルン (Torrenthorn) でのハイキングを計画しました。


 

トルレントホルンは、ヴァリス州はロイケルバードにそびえる標高2997メートルの山で、この頂上からの眺めは最高です。私たちの山小屋はこの山の麓(標高半ば)に位置していますから、山小屋から直接、何の乗り物を利用せず山頂を目指すことができます。しかし、山小屋から頂上までの約1500メートルの道のりは、けっこうな労力を要するので、登頂後さらに谷での探索を予定していた私たちは、頂上までの約半分の距離はケーブルカーを利用し、残り約700メートルを歩くこととしました。

 

スイス人の アウトドア ブログスイスのヒュッテを楽しむ一泊二日のハイキング2

ケーブルカー乗降場一帯は、牧草地が広がっており牛や羊がのんびりと草を食む風景が楽しめました。しばらく歩くと、道のりは急勾配となり、頂上に近づくごとに緑の乏しい風景へと変化しましたが、頂上に到達すると、そこからの眺めは息を呑む美しさで、遠くにユングフラウやアイガーといった、スイスを代表するベルナーアルプスの山脈を拝むことができます。この日は、風のない穏やかな天気に恵まれ、頂上からの景色を何ものにも邪魔されることなく満喫することができました。

 

スイスを訪れる機会があれば、ぜひ、1日でもスイスの山で過ごすことをお勧めします。スイスでは、あちこちの山でケーブルカーや登山鉄道が充実していますから、お年や体力に関係なく、スイスの美しい山・そこからの眺めを楽しむことができます。

いつ:2017年7月30

どこ:スイスのヴァリス州、トルレントホルン