ジュラ山脈で悪天候の中の長距離ハイキング(パート1)

スイス人の アウトドア ブログジュラ山脈で、悪天候の中の長距離ハイキング(パート1)

五月の頭に私たちは4日間の連休を利用して、アウトドアアクティビティを楽しむ計画を立てました。この時期、スイスの山には未だ雪が残っていました。スイスには数多くの長距離ハイキングコースが存在しますが、4日間中、思う存分山の中でのアクティビティを楽しむべく、私たちはスイスの山でも比較的谷が深く、低い丘が連なるジュラ山脈へと出かけました。ジュラ山脈はスイス北西部に位置し、一番高い山でも、山頂はわずか2000メートル程度ですから、春のハイキングには最適です。4日間の長距離ハイキングのスタート地は、ジュネーブの北約25キロのレマン湖岸に位置するリヨンという小さな街でした。天気にも気候にも恵まれた初日から一転して、翌日以降は、冷たい雨空となりましたが、経験上、雨が一日中降り続くことは滅多に無いと思っていました。悪天候の中でも、パノラマビューを楽しむことができたのは幸いでした。


初日、ジュラ山脈の麓から登り始めました。登り始めてしばらくすると、すぐに残雪が見えてきました。今シーズン、スイスでは通年より寒さが厳しく降雪量も多く、その分、山にも 例年以上に雪が残っていました。山の残雪は予期していましたが、実際には予想を超える量で、ハイキングコースを辿るのに苦戦を強いられました。幸いだったことは、雪に他の人の足跡が残っていたことと、雪自体が硬かったため、スノーシューを装着しなくても歩けたことでした。あいにくの悪天候ながらも、誰もいない自然の中を何時間も歩き続けることは、頭を空っぽにできるリラックスタイムでもありました。雨が降ったり、晴れ間がのぞいたりした天気の移り変わりは、雲の流れや山からの眺めに変化を与えてくれました。5月の季節柄、春の草花も咲き誇っており、雪解けから顔を出したばかりの可愛い花を見ることもできました。また、道中私たちのお供をしてくれたのは、可愛い鳴き声の鳥たちでした。今回の長距離ハイキングでは、あらかじめ予約しておいたホテルとB&Bに宿泊しました。ローシーズンのこの時期、ホテルが満室である可能性は低いので、予約無しでも宿の確保は問題なかったでしょうが、私たちにとっては、1日中ハイキングした後、ホテルに直行し、心地のよいベッドと温かい食事にスムーズにありつけることが重要でした。特に雨に打たれた後の、温かいシャワーは最高です。悪天候の中でのハイキングも、受け止め方次第で、いくらでも楽しめるものです。

 

いつ: 2019年5月2日〜5日

どこ: スイス西部のニヨン~ジュラ州の Col du Marchairuz までのハイキングコース

参照: https://www.schweizmobil.ch/en/hiking-in-switzerland/route-05.html